22 Dec
22Dec

講師でありメンターであり友人でもあるポール・チンボアからの依頼で、先日、ニューヨークにある美術学校アートスチューデントリーグの生徒の前で、自分の画について話した。

ちょっと緊張した。数にすればわずか30人ほどだけれども、考えてみたら自分の作品について公の場で語るのは初めてかもしれない。心の準備は一応できていたけれど、具体的には何も準備していかなかったので(怠惰というより、何を準備していいかわからなかった)、それも緊張感を高めるのに一役買った。まあ結果的には、すべて杞憂に終わったのだけれど。

まずポールの紹介の後、自分のバックグランドを短く説明した。そしてポーキブシ―から始まった「家景画」のことなども説明した。

「モチーフはどうやって選んでるのか?」

「なぜそのテクニックを使うのか」

「作品を創る上での苦労は?」等々。

こうした質問に答えることで、自分の画に対する考えがより明確になっていくことがわかる。教えることは学ぶこと、とはよく聞くが、同様に人前で語ることも、また学ぶこと。とにかく、自分にとってはもちろん、生徒たちにとっても有益なセッションであったように思う(願う)。

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